子供に習い事を辞めたいと言われると、親としては悩ましい気持ちになってしまいますよね。
子供が習い事をやめたいと言った場合、どのように対応すべきでしょうか?
また、適切な辞め時とやる気を引き出す方法について、今回のブログでは解説していきます。
子供がやる気を取り戻し、習い事を続けることができるように、ぜひ参考にしてみてください。
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子供が習い事を辞めたがる理由と対処法
子供が習い事を辞めたがる理由
・習い事に対する興味関心が薄れた
・習い事に費やす時間が他の趣味や友達と遊ぶ時間を奪ってしまっている
・習い事の内容が合わない、難しすぎる、退屈だと感じている
・習い事に対して親からの強いプレッシャーを感じている
・習い事でうまくいかず、自信を失っている
辞めたがった時の対処法
・子供の興味や関心を引き出す工夫をする。例えば、習い事の内容を工夫して楽しくする、友達と一緒に習い事をするなど。
・習い事の時間を調整し、趣味や友達と遊ぶ時間を確保するようにする。
・習い事の内容を変えたり、別の習い事に変えるなど、子供のニーズに合わせて柔軟に対応する。
・親が子供に対して押し付けるようなプレッシャーをかけないようにする。子供自身が習い事を続けたいと思えるように、子供の意見を尊重する。
・子供に失敗を恐れず、自分で考えて取り組むことの大切さを伝える。また、子供が自信を取り戻せるよう、過去の成功経験を振り返ってみることも有効である。
子供のやる気を引き出す習い事の工夫とアイデア
子供のやる気を引き出す習い事の工夫やアイデアはたくさんあります。
以下にいくつか例を挙げてみます。
目標を明確にする
子供が何かに向かって取り組むときには、目標を持つことが大切です。
目標を達成するために必要な取り組みを明確にすることで、子供のやる気がアップする場合があります。目標は短期的なものから長期的なものまで様々ですが、子供が達成しやすい目標を設定することが大切です。さらに親が子供と一緒に習い事で達成したい目標を設定することで、子供のやる気をより引き出すことができます。
褒める
子供が頑張ったときには、積極的に褒めることが大切です。
子供が少しでも上達したり、努力したりしたことについて、些細な事であってもたくさん褒めてあげてください。褒められることで、子供は自信を持ち、習い事へのやる気を高める事ができます。
練習の仕方を見直す
子供が練習している方法が合っているかどうかを見直し、必要であれば改善することで、練習の効果を高めることができます。練習の仕方によって、成果が出やすい方法があるので、子供と一緒に試行錯誤することが大切です。
練習時間を短くする
子供にとって練習が長すぎる場合、やる気を失うことがあります。練習時間を短くし、集中力を維持できるようにすることで、習い事に取り組みやすくなるかもしれません。
たくさん練習することは上達するためには大切な事ですが、だらだらとやる気がない状態でやるより、短時間で集中してやった方が効果的な事もありますので、一度見直してみることも必要です。
楽しい環境を作る
子供が楽しく習い事に取り組むことができるように、楽しい環境を作ることが大切です。例えば、友達と一緒に習い事をすることや、レッスンに使用するカバンや道具を欲しかったものに替えてあげたりなど、小さなことでもいいので子供が楽しいと感じる空間を作ることは、とても効果的です。
習い事の内容を見直す
子供が本当にやりたいことや興味を持っていることと、習い事の内容が合わない場合があります。子供と一緒に、習い事の内容を見直し、変更することで、やる気を取り戻すことができるかもしれません。
同じ習い事でも、通う場所によって内容は様々です。とにかく楽しくやることを重要視しているところもあれば、将来を見据えて本格的に厳しく取り組んでいるところもあります。どちらが合うかはやってみないと分からないので、同じ習い事でも別のところに通ってみるというのもひとつの手です。
周りのサポートを受ける
周りの人からのサポートがあると、子供はやる気を維持しやすくなる場合があります。例えば、家族や友達からの応援やアドバイスを受けることで、子供は自信を持って練習に取り組めるようになるかもしれません。
休息を取る
長時間練習を続けることで、子供は疲れやストレスを感じる場合があります。子供には、適度な休息が必要です。休息を取ることで、心身ともにリフレッシュし、やる気を取り戻すことができます。
思い切ってしばらく習い事から距離を置くという事も、やる気を出すのに効果がある場合があります。
子供のやる気が続かない場合には、原因を見極め、適切なアドバイスをすることが大切です。親や指導者と協力して、子供が継続的に習い事に取り組めるように、サポートしてあげましょう。
習い事をやめたいと言う子供に伝えたいこと
子供が習い事をやめたいと言った場合、親としては悩ましい気持ちになることでしょう。
辞めたいからといって簡単に辞めさせてしまっては、何をやっても頑張る事ができない子になってしまうのでは?簡単に物事を諦める子になってしまうのでは?など、心配になってしまいますよね。
しかし、習い事を続けることが必ずしも良いとは限りません。子供がやめたいと言った場合、以下のようなことを伝えてみると良いでしょう。
どうしてやめたいのか聞いてみる
子供が習い事をやめたいと言ったら、まずはその理由を聞いてみましょう。子供がどのような気持ちで習い事をしているのかを理解することが、適切な対処法を見つける上で重要です。
やめる前に一度考えてみるように伝える
習い事をやめる前に、一度ゆっくりと考えてみることを伝えてみましょう。やめる前に、もう一度自分が習い事をやることで得られるものや、今後の人生にどのように役立つのかを考えてみることが大切です。
次に何をしたいのか考えてみるように促す
習い事をやめることになった場合、次に何をしたいのか考えてみるように促してみましょう。新しい趣味や習い事を始めることで、子供が新しい発見をすることができるかもしれません。
ポジティブな言葉で子供をサポートする
子供がやめたいと言った場合、否定的な言葉をかけることは避けましょう。代わりに、ポジティブな言葉で子供をサポートすることが大切です。子供がやめることで得られるものや、次に何をしたいのかについて話し合うことで、子供のやる気を引き出すことができるかもしれません。
子供の意見を尊重する
最後に、子供の意見を尊重することが大切です。子供がやめたいと言った場合、それに対して親が強いプレッシャーをかけることは避けましょう。子供自身が習い事を続けたいと思えるよう、子供の意見を尊重することが重要です。
まとめ
子供が習い事を辞めたいと言った場合、親や指導者はその意思を尊重し、適切な辞め時を判断する必要があります。
ただし、子供が習い事を辞める前に、やる気を引き出す試みを行うことも重要です。
習い事の内容を見直したり、褒めること、練習時間を短くするなどの工夫を行うことで、子供が習い事に取り組むやる気を取り戻すことがあります。
辞め時を判断する場合、子供の年齢や習い事の目的に応じて、最適な時期を見極める必要があります。子供としっかりと話し合い、自分自身の意志で辞めることを決めるように導くことも大切です。
習い事を辞めることは、子供の自己決定力や自己肯定感を高めることにつながります。
子供が習い事を辞める決断を尊重し、その後の成長を支援することが大切です。子供が自分自身のペースで成長できるよう、親や指導者と協力して環境を整えていくことが求められます。
子供に過度な期待をして、あれこれ押し付けてしまったり、子供の気持ちを無視して親の都合で無理強いをしてしまう事がないように、しっかりと子供と向き合って意見を尊重してあげることが大切です。