日本サッカーのレベルは順調に上がってきている印象です。10数年前まではヨーロッパのトップリーグで活躍している選手は少なく、基本的に全員が日本代表に召集されている時代もありました。しかし現在は代表枠の26名を超える選手が欧州で活躍しており、日本代表は少なくともアジアでは頭一つ抜きに出ているような印象です。FIFAランキングも18位と高く、長くアジア1位をキープしています。
日本代表が強くなった理由は？
近年の結果から見ると、日本代表は確実に強くなっています。代表的な例で言えば、2022年のワールドカップで日本は格上のドイツとスペインから勝利しました。また、パリ・オリンピックの初戦で日本はパラグアイを相手に5-0というスコアで快勝しています。そして、FIFAランクも実は2022年12月22日時点からずっと20位以内をキープしているのです。
ではこの要因は何でしょうか？ネットでは様々な意見がありますが、日本代表には日本人監督が適しておりこれが大きな要因になっているのではないかと推察します。2018年ワールドカップの直前でハリルホジッチ監督が解任され西野監督が代表監督となりました。それ以降はずっと日本人監督になっています。吉田麻也選手も外国人監督が日本人を率いるのは難しいという意見を持っているようです。これが日本代表好調の要因かもしれません。
今後の日本代表には何が必要？
日本代表には今後何が必要なのか？SNSや掲示板から日本代表サポーターの意見を集めてみました。ディフェンスの強化、効果的なサイド攻撃ができる選手の育成、控え選手の質向上、などが主に挙げられています。サポーターの日本代表に対する想いは非常に強く、オフェンス面でもディフェンス面でも更なる飛躍を期待する声が多いことがわかります。
現在海外で特に評価されている日本選手は？
当然、評価されている選手はメディアによって異なるため、いくつかのランキングや批評を見て総合的に情報を集めてみました。以下です。なお、日本のメディアは人気投票のような記事が多かったため、今回はあえてスポーツベットアイオのブログなど海外の記事を参考にしています。
1位：三笘薫
2位：久保建英
3位：鎌田大地
4位：遠藤 航
5位：守田英正
6位：南野拓実
7位：伊藤洋輝
8位：冨安健洋
9位：伊東純也
10位：古橋亨梧
上記のような結果になりました。海外の評価を見るとやっぱり日本のランキングとちょっと違いますね。日本のメディアが作ったランキングだと堂安律選手が少なくともTOP5にいるものがほとんどなんですが、海外では評価するポイントが違うのかもしれません。
今後は三苫薫の時代
今後は三苫選手が日本サッカー界の顔になっていくと思われます。所属クラブのブライトンも近年は大きな躍進を遂げました。やっぱり個人の強さもありますが、チームが強くないと注目されません。その意味で三苫選手は個の力を兼ね備えた上で、強豪チームで主力としてプレーもできており、最高の環境にいます。余談ですが、三苫選手はCMにも登場する機会が多くなった気がします。そのような背景からも三苫選手の活躍が認められ人気が出てきた証拠かと思います。
今後の日本代表
現在はオリンピックが注目されていますが、9月にはいればFIFAワールドカップ2026アジア最終予選が始まります。9/5には中国代表、10/15にはオーストラリア代表との対戦を控えています。今やアジアの中だとどこと当たっても格下チームにはなりますが、侮れません。実際、2022年ワールドカップの最終予選は黒星から入りました。ずっと手が抜けない注目の試合が続きます。今後もみんなで日本代表を応援していきましょう。